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ショップカードのデザインを考える時に把握したい印刷

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ショップカードのデザインを考える時に把握したい印刷

ショップカードのデザインを考える際、印刷も視野に入れておかなければいけません。
ショップカードはパソコン上でデザインが完成すれば終わりではなく、紙に印刷して初めて完成するものです。
そこでショップカードの印刷について、取り上げます。

まずは印刷に使う紙です。
寸分違わず全く同じデザインのショップカードでも、印刷する紙が違うだけで印象はかなり変わります。
紙は大きく分けて、非塗工紙と塗工紙の2種類です。
非塗工紙はコピー用紙・画用紙・書籍の印刷に使われるもので、表面がザラザラしているのが特徴です。
紙本来の質感を活かすことができるので、温かみのあるショップカードになるでしょう。
しかしインクが紙に染み込んでしまう性質を持っており、細かいデザインには不向きです。
塗工紙は、コート紙と呼ばれ表面がツルツルになっているのが特徴です。
温かみに関しては非塗工紙の方に軍配があがるものの、インクが紙に染み込まないので細やかなデザインが綺麗にできます。

ショップカードの印刷に使うインクも、要注目です。
ありとあらゆる印刷物は、CMYK(シアン・マゼンダ・イエロー・黒)の4色で作られています。
大抵の色であれば、4色あれば再現可能です。
しかし中には、CMYKで表現できない色も存在しています。
また1色や2色しか使わない場合は、特別に配合した「特色」と呼ばれるインクが使われます。
黒一色で印刷されたショップカードでも、黒色を出すために特別に配合しているという訳です。
デザインにインパクトを持たせるのなら、特殊インキを使う手があります。
特殊インキを使うとインパクトの強いショップカードができるものの、手間がかかるのでコストは高くつきます。

印刷が終われば、裁断になります。
ショップカードの場合は長方形に裁断して仕上げる訳ですが、最近は変わった形のショップカードも多く見かけるようになりました。
裁断は長方形だけでなく、丸や三角に切ることもできます。
特殊な形に印刷物を裁断することを「型抜き」と呼び、他と違う形のショップカード制作を考えているのならおすすめです。
またメタリックな質感を出す、箔押しの技術もあります。
金や銀などのメタリック色は、印刷で表現するのは不可能です。
そこで金属を薄く伸ばして箔付けを行い、メタリック色を出します。

印刷の世界は奥が深く、今回取り上げたのは氷山の一角の更に一角しか過ぎません。
でもショップカードのデザインを考える際、印刷についての知識があるだけでも大きな助けとなるでしょう。